9/12㈬ 研修会 「ホームヘルパーの専門性~ゴミ出しについて考える~」のご報告
9/12㈬ ユニオンプラザ福井において
福井県介護福祉士会 事務局長 松ケ平 朝菜先生を講師にお招きし、
定例の職員研修会を開催しました。
テーマは、「ホームヘルパーの専門性~ゴミ出しについて考える」
研修の冒頭、こう問われました。
「ゴミ箱 されど ゴミ箱。
ゴミ箱の中からその人の生活を知る。どんな?」
例えば、薬の包装シートがゴミ箱に捨てられていたら、
どんなことがうかがい知れるか?
介護の専門職である私たちは、どのように見て、どのように考えるか?
●利用者は自分の意志で薬を飲むことができる
●錠剤やカプセルをつまむ等、指先の細かい動きができる
●服薬時間は定かではない。
●ゴミの分別ができる
●薬の効用や副作用 等々
演習では「こんなゴミがあったら」と観察・確認の視点の例を自分たち考え、
要素別に分類していきました。
ゴミの出し方ひとつ、例にとっても
100人いれば100通りがあり、全く同じなどあり得ません。
それが故、個人の考え方や生活様式の違いを認識し、
リスペクトすること。
利用者の「できること」を活かして生活援助 を行うこと。
わたしたちヘルパーの専門職性である観察・確認の視点は、
実に多面性・多様性が求められるとあらためて学びました。