ちゅんちゅん
先日お稽古、小笠原流煎茶礼法での1シーン
お茶を煎れる際に先生から「ちゅんちゅんのお湯を注いで…」と説明があったときに、
一人の職員が不思議な顔をして「熱いということを”ちゅんちゅん”言うのですか?」と聞くのです。
福井では「熱い」ことを「ちゅんちゅん」といいます。
「ちゅんちゅん」と連呼されるのを聞いていると、まるでスズメがちゅんちゅん鳴いているよう聞こえたようでした。
いつも何気なく使っている私たちの言葉(方言)は、同じ言語でも、地域によってアクセントや文法、語彙などが異なり、他の地域の人には伝わらないこともありますが、方言についての知識や理解を深めることによって高齢者や地域社会のコミュニケーションを高めることもできます。