5/16㈬職員研修「演習から学ぶ接遇・マナー~利用者と向き合うために~」のご報告
5/16㈬ ユニオンプラザ福井において
福井県介護福祉士会 事務局長 松ケ平 朝菜先生を講師にお招きし、定例の研修会を開催しました。
テーマは、「演習から学ぶ接遇マナー~利用者と向き合うために~」
介護職にとっての接遇マナーとは、
利用者やご家族の方に安心感を与え、信頼を得るためのツール。
信頼関係が強まれば強まるほど、相手とのつながりは確かなものとなり、
人間関係は良好になっていきます。
「いかに相手に信頼してもらうか」
それがどれほど難しいことか!!
どんなに高い介護技術を持っていても、マニュアル通り仕事をこなしても
利用者の信頼を得られるとは限りません。
では、どうすれば信頼感が強くなるのでしょうか。
講義の冒頭、先生から問われました。
「ご利用者や家族は、ヘルパーであるあなたから大切にされていると感じているだろうか?」
介護職のプロとして、私たちに求められる挨拶や言葉使い、身だしなみはもちろん、
相手の状況や気持ちを理解して寄り添う姿勢。
そのためにコミュニケーションの基本態度をしっかりとること。
演習では、相手の話に合わせて
うなずく⇔うなずかない
目線を合わせる ⇔ 合わせない
等をやってみました。
目線を合わせ、うなずく。
えっ、たったそれだけ?? と思うくらい、
「自分の話をしっかり聞いてもらえた、受け止めてもらえた」と感じ方が違うものなんですね。
とりもなおさず介護職の「プロ」として、
”日々、自分自身を意識して接遇マナーを実践すること”
”相手の気持ちを心で受け止めること"
難しい課題ではありますが、私自身日々の行動や言動を振り返るながら、変革の意識をもち、
スタッフにも意識喚起を継続していきたいと思います。
松ケ平先生の言葉にあった「心を添えて、心をもらうサービス」を目指して。
(福井県介護福祉士会 事務局長 松ケ平 朝菜先生 近影)