スタッフブログ  - 社長 越澤のブログ

Koshizawa blog

社長 越澤のブログ

初めての茶会に挑戦 ― 稲木ケア・サービスのスタッフとともに

昨年4月から、稲木ケア・サービスのスタッフと一緒に、小笠原流泉茶のお稽古を始めました。私は先生のもとでも学びながら、スタッフが安心してお席に入れるよう、少しずつ練習を重ねてきました。

合同茶会の特別な空間

先日、福井新聞社「風の森ホール」で開催された合同茶会に参加しました。広い会場には、さまざまな流派のお席が一堂に会し、それぞれ趣向を凝らしています。初めて目にするお道具も並び、静かな緊張感と華やかな空気が混ざり合う、特別な時間でした。



初めてのお点前に挑戦

その中で、先生のご配慮により、私も初めてお点前を披露させていただくことになりました。
前日まで、限られた道具で練習を重ねてきましたが、当日は朝から慌ただしく、緊張する暇もなく本番を迎えました。

お点前の順番が急に変更になり、思わずあたふた。立った瞬間、自分のぎこちなさに気づき、心の中で緊張が一気に高まりました。
それでも、やり直しはできません。一つひとつの所作に心を込めて進めるしかありませんでした。



緊張の先に見えたもの

お点前をしている間は周りを見渡す余裕もありませんでしたが、終えたあとにスタッフの顔を見たとき、ほっと安堵の気持ちが込み上げてきました。
そして同時に、「まだまだだな」という思いも強く残りました。

でも、その「まだまだ」という気持ちは、学び続ける力になるのではないでしょうか。
挑戦するからこそ見えてくることがあり、少しずつ次の一歩を踏み出せるのかもしれません。




お茶から学ぶこと

お茶のお稽古を通じて学ぶのは、所作の美しさだけではありません。
相手を思いやり、心を整えることの大切さです。それは私たちの仕事にもつながります。
日々の関わりの中で、人の心に寄り添う力を育ててくれるのです。

今回のお茶会で改めて実感したのは、学びに終わりはないということ。挑戦や失敗を繰り返すことで、少しずつ自分の幅が広がっていくのだと思います。職員とともにお稽古を重ねながら、お茶を通じて心の通い合う職場づくりを目指していきたいと思います。



支えてくれる人への感謝

そして、そばで支えてくださった先生やスタッフの皆さんに、心から感謝の気持ちを伝えたいです。
挑戦する喜びや学ぶ楽しさは、支えてくれる人がいて初めて感じられるものだと実感しました。



あなたも一歩を

もし少しでも興味があるなら、あなたも小さな一歩を踏み出してみてください。
緊張や不安があっても、その先には新しい発見や学びが待っているかもしれません。